Repair
2017/07/15
日本の古い箪笥のリペア。
本体内部のクリーニング、釘が緩んだ箇所等を修繕。
金物を磨き、引出しの調整を実施。
全面をサンドペーパーで研磨し塗装を剥離。
本体は杉の無垢材、引き出しの前板は突板でつくられていました。
元の塗り潰しの塗装を剥がすと前板に個性が強く面白い杢目が現れました。
今回はその杢目を活かすため、クリアのオイルでサラッと仕上げ。
今回はリペア前にあまりイメージが湧かず
うまく仕上がるか心配でしたが、前板が予想外の表情を見せなかなか面白い仕上がりとなりました。