インテリアショップで働いていた頃、海外の古い家具や小物に触れ虜に。
その頃は休みの度にビンテージ家具やアンティーク雑貨を扱うSHOPばかり回っていました。
そんな中ある時立ち寄った蚤の市で古い地図や絵などの紙モノに出合い、その何ともいえない質感に惚れました。
それ以来その魅力に惹かれ続け、少しづつ紙モノコレクションが増えていきました。
しばらく経った頃、気に入った紙モノをいつも眺められるように部屋に飾ろうと思いついたんですが、
それを入れるのに相応しい額縁がなかなか見つかりません。

古い紙モノはサイズがバラバラで既製品の額では合わないし、
オーダーで作ってもらうにしても、古い紙モノのたまらない質感にしっくりくる額縁が無いんです。
じゃあ自分で作るしかないということで、休みの日に職場の倉庫を使わせてもらって額縁づくり。
色々調べたり教わったりしながら何とか作るものの、制作に関する知識や技術が皆無でしたのでなかなか大変でした。

とにかく技術を身につけたいと思うようになり、
もとより職人に憧れを持っていたことも手伝って木工の世界へ。
慣れない職人の世界では、ただただ頂いた仕事をこなすのに必死な毎日でした。
気がつくと、毎日の仕事を通して自然と知識や技術も身について参りました。

2017年にMILK ART WORKSを設立し、
フレームを中心としたインテリア小物の制作活動を開始致しました。
自分自身が心から欲しいと思える商品だけをつくる、ということを目標に活動しております。